ジムニー JA71C-3 のトランスファレバーをいじる。その2

作業を続けていくワンポイントとして、小さな箒でマメに埃を払っていくと良いでしょう。

f:id:tanukithi:20200813101301j:plain

 ーーー写真は原則、左側が車両前方ですーーー

では、作業の続きです。シフトレバーのグリップは、普通にねじ込み式なので回して外しておきます。

f:id:tanukithi:20200812075402j:plain

JA11 ぐらいからは、シフトレバーの形状が変わったので外す必要はありません。

f:id:tanukithi:20200812080801j:plain
シフトブーツカバーの4本のネジを外して金属カバーを外す。ブーツとカバーには方向性があるので覚えておきましょう。

f:id:tanukithi:20200812080901j:plain
あとは、ブーツを上に引き抜けばシフトレバーを外す準備完了です。

f:id:tanukithi:20200812081101j:plain
シフトレバーの根元は、こちらもブーツで保護されています。

根元をリングクリップで固定されていますが、上から手を入れて持ち上げることで簡単に外れます。(下写真2枚)

f:id:tanukithi:20200812081600j:plain
f:id:tanukithi:20200812082000j:plain

シフトレバーは、根元の金属リングと中のスプリングで固定されています(写真上右)。リングを反時計に回せば外すことができます。

外したブーツは、水洗いで綺麗に(下写真2枚)。

f:id:tanukithi:20200812081701j:plain
f:id:tanukithi:20200812081901j:plain

今回は、主に上から作業していますが、このブーツを戻す時に、ブーツの収まり確認とスナップリングの取り付けは、車体下部から行う必要があります。

で、写真下のギヤーレバースプリングシート(リング)を外してシフトレバーを抜くわけですが、専用工具が必要になります。

f:id:tanukithi:20200813101501j:plain

 写真上のギヤーレバースプリングシートは、バヨネット式に固定されているので、「カニ目レンチ(ピンスパナ)」を用意して外すことになります。

しかし、車載状態で作業するとレンチを回すスペースが制限されます。

そこで工具を自作しましたw

f:id:tanukithi:20200813111600j:plain

f:id:tanukithi:20200813111603j:plain
f:id:tanukithi:20200813111701j:plain
f:id:tanukithi:20200813111604j:plain

これでもまだ全長が長すぎですが、手元の材料で間に合わせたので・・・

150mm のモンキーレンチ(安物が良い)、4 x 25 mm のネジ&ナット 2 set

完成までに折ったドリルの刃とかかった時間を考えれば出来合いの工具の方がお薦めです。

ただ、工具の全長は 120 mm 以内が望ましいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

続く。

RIDE-BLUE さんの以下のページを参考にしています。

ジムニー スズキに関するRIDE-BLUEの整備手帳一覧 - みんカラ