ジムニー(JA71C)のドアハンドル右外が壊れるの巻

ジムニー(JA71C)のドアハンドル右外が壊れたので、パーツを取り寄せて交換修理。

単純に経年劣化、35年目の車なので樹脂パーツは、外も内もボロボロですw

外見は少しくたびれた程度ですが・・・車体の方がw

ハンドルを引くと右側の軸受けが破損状態。今にももげ取れそうです。

今回用意したパーツは、以下の2種類。上の純正品だけで良いのですが、下の社外品は後学のためにAmazonで取り寄せてみました。

ちなみに、左ドアのハンドル 品番82820-83000 は、在庫払底状態で社外品を利用することになります。

SUZUKI (スズキ) 純正部品 ハンドル 品番82810-83000・・・4000 円前後

・・・在庫があれば2ー3日で到着。

社外品 1986-1995, 8282-83000, 82810-83000, 82820-83000, 互換品・・・1500 円程度・・・海外からなので今回は3週間ほどかかりました。

ちなみに社外品は、左右兼用です。


まあ、10年ぐらい持てばいいのなら互換品でも良いかもしれません。

今回は当然、純正品で行きます。

 

さて、大嫌いな内張剥がしですが・・・頑張ります。

必ず作業前に窓を全閉に、ドアの内側にガラスがあるとトラブル発生の可能性があります。

まずは簡単なところから3っ。

1、ドアオープナー(ドアハンドルインサイド)部分の受け・・・ネジ1本

2、ドアハンドル(アシスタントグリップ)・・・ネジ2本

3、ドア解放リミッター(ドアオープンストッパ)・・・ネジ2本


そして4っめ、ドアウインドレギュレータは、根元のカラーが柔らかいビニールなので指で凹ませて、レバーを固定しているリングをラジオペンチで引き抜きます。

エイ・・・ヤ!

 

外したパーツとネジは、ビニール袋などで紛失しないように整理しておきましょう。

 

ここからが、厄介な内張剥がし本番です。あると便利なのが40 cmの長いマイナスドライバー、内張のロックを外していくのに非常に便利です。

ドア内張も経年劣化でもろくなっています。ファスナーの隙間にドライバーを差し込んで、ファスナーのみに力がかかるようにして外します・・・11個 orz

内張の内側から水分が入って一部が激しく劣化しています。

ここでようやく折り返し。

下は、ドアハンドルを内側から見た様子。Boxレンチで簡単に外れます。

やはり、向かって左の軸受けが破損しています。

最初は、オープナーにつながるロッドを外します。ロッド先端のジョイントとハンドルの隙間にマイナスドライバーを差し込んで軽くこじります。

ロッド先端のジョイント金物の位置をロッドのネジで調整すれば、ドアを開けるときの感触を多少調整できますが、調整幅は非常に狭いです。

 

後は、Boxレンチで古いハンドルを外して、新しいドアハンドルと交換・・・

ジョイントとハンドルをラジオペンチで挟んで現状復帰。

ドアハンドルを取り付けたら、サイズ違いによるトラブルを防ぐために必ず開け閉めロックのテストを実施してください。

あとは、粛々と外したものを元に戻していくわけですが、ちょうど、ドアの内側のウインドレギュレーターの構造が見えているので、窓ガラスを支える構造の下のレール2本にあるスライドするための樹脂パーツにスプレーグリスなどで潤滑を与えてやってください。(グリスより柔らかい油はお勧めしません)

レギュレーターハンドルは、クリップをはめた状態で軸に押し込めば、軸先がテッパーになっているのでパチンとハマります。

完成、あまりにも当たり前すぎて感動は無い・・・疲労だけw

ボロボロというのが適当かと、壊れていない側の軸受けもヒビがあって風前の灯でした。

 

おまけ

社外品のパーツが届くまで時間があったので、サビサビだったスペアタイヤホルダを外してバラして・・・オールペンw