この季節、蕗の様な初夏の植物は、成長が著しいです。
ほったらかしにしておくと、雑草として処分することになるので・・・食べますw
今シーズンは、これまでに煮物などでたっぷりと食べているので、今回はジャムに・・・すぐに食べなくても保存がききますw
全行程でほぼ24時間です。
初日の昼過ぎ・・収穫・・・夕方までに下茹・・・皮むき・・・あく抜き(約12時間)
2日目朝食後・・裁断・・・ミキサー・・・煮込み・・・小分け・・・ほぼお昼。
上の写真だけでもほんの一部、建物を回り込むと・・・ジャングルですw
左上奥には夏みかんも・・・(これも食べますw)
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とりあえず収穫・・・大きな紙袋とハサミを持って。
収穫しながら、葉と茎は分けた方が楽です。下で1.2キロぐらい。
大鍋でお湯を沸かして、塩をひとつまみ。写真の鍋は水少なすぎw
軽く水洗いした茎を半分程度の長さにして茹でますが、太い方だけを先に茹でて、細い部分は、後からにします。(太い方で5分程度)
下の写真は、茹で上がったものを水にさらし中。
粗熱が取れたら皮をむいて12時間ほどあく抜きをします。
ここまでを初日の夕方までに、翌朝までに水の交換は4回程度、太めの茎の端をちぎって時々味見を。
ここから2日目。
翌朝1番で茎をザルにあげて余分な水気を落としておきます。
蕗は1.2キロほどなので、砂糖は500グラム、レモンは1個、この他に思いつきでリンゴ1個を使っています。
同じ庭に甘夏の木もあるので、レモンやリンゴの代わりに甘夏を使ったバージョンも作りました(収穫から別にもう1回w)。やはり果物を混ぜると食味が良くなります。
これぐらいの細かさに切り分けて準備。
・・・砂糖(全量)と混ぜて水分を出した後に4〜5回に分けてミキサーにかけます。
蕗がかぶるぐらいの水分が出てきます。リンゴも細かく刻んで一緒にミキサーへ。
全体の量が2/3ぐらいになるまで加熱。レモンは絞って沸騰直後に投入。
弱火で2時間ほどの行程です。くれぐれも焦げ付きに注意を!!
甘夏バージョンはフサをばらしたものを一緒にミキサーへ。
普段からストックしていたジャムの瓶に小分け。写真の倍ぐらいできました。
瓶さえ清潔に洗ってあれば、火を止めた直後の熱いジャムを詰めるので、ひっくり返したりする必要はないと思います。それでも保存は冷蔵庫がオススメです。
火傷に注意・・・濡れた布巾はすぐに熱くなります・・・乾いているものを使うのがお勧めです。
だいたい瓶詰めの後には少し余るので、常温まで冷ました後にジャム化の具合や味を確認・・・結構楽しみw
慣れてくると、ミキサーの段階で歯ごたえの残し方などを調整可能です。
細かく刻んだ茎を別に加えることも可能。
梅酒から上げた梅をジャムにしたものと少し感じが似たジャムになりました。
後味がさっぱりしているので、トーストやヨーグルトにたっぷりと使えます!