土曜日は、山梨で日帰り登山。天候に恵まれた1日でした。
今回は主体が登山になります。
尾白川渓谷は、登山道整備が古く三点支持移動が必要な行程や、登山道自体が不明瞭な場所が多くなっています。
原則、登山経験のある中学生以上が日帰り登山の装備を整えて入山するコースです。
また、全体に滝壺周辺の水辺まで降りる(非推奨)には、岩の装備と経験が必要です。
なお、登山道が狭く険しいため簡単に渋滞が起きます。「龍神平」以外のポイントも狭いスペースしかないので4人ぐらいまでのパーティがオススメです。
混雑時には、撤退も考慮してください。
登山拠点となる市営の無料駐車場までは、東京から 160 km 約 4時間(一般道)でした。
0720・・・駐車場出発
0725・・・「竹宇駒ヶ岳神社」・・・ここで「日向山」と「尾白川渓谷」に道が分かれます。
神社の境内を通り抜けるとすぐに吊り橋(定員5名)。
これを渡ると、ハイキング装備でも楽しめる「千ヶ淵」です。
上は、「千ヶ淵」を吊り橋の上から。下は、「千ヶ淵」の最上流。
水辺を簡単に楽しめるのはここだけです!!
ここから少し戻って、登山道に入ります。
吊り橋を渡ってすぐにある道しるべ。行きは渓谷道を、帰りは尾根道を使います。
どちらの道も「すれ違い困難」なので十分な注意が必要です。
渓谷では、「コアジサイ」「フタリシズカ」がちょうど満開でした。
「イワタバコ」も緑鮮やか、「エゴノキ」の花がいたるところに落ちていてまるで地面から咲いている様でした。
登山道は、整備から時間が経っていてほぼ獣道。木に結び付けられた「赤いリボン」を参考に十分注意して登山してください。
0815・・・「旭滝」最下部。第一小休止(水分補給、着衣整備)。
0840・・・「旭滝」最上部。画面右外が滝になります。
ここから、尾根状の道と谷渡りの繰り返しになります。転落や捻挫に注意。
0920・・・「神蛇滝(遠見の滝)」第二小休止(水分補給)。
対岸に見える3段の滝です。もう少し遅い時間だと日が当たってもっと綺麗に見えるかもしれません。
いよいよ道がなくなってきます。
鎖場やロープ場は、アンカー間を複数人が同時に利用すると危険なので、注意しましょう。先行者は、後追者に利用OKの合図を!
1010・・・「不動大橋」奥が「不動滝」です。大休止(軽食、水分補給、着衣整備)
「不動大橋」を渡って、左に巻く(分かりづらい)と「不動滝」直下に出ます。
滝壺までは、岩の装備が無くたどれませんでした。
1040・・・帰路
「神蛇滝(遠見の滝)」まで同じ道を戻ってから尾根道へルートを変えて、駐車場に戻ります。
同じ道を戻っても進む方向が違うと道を失いやすいです。山側に逸れそうになる場面が多かったので注意してください。
1115・・・「龍神平」
尾根道ルートは、道に浮石が多くて注意が必要です。
悪天時には、山側から降りてきた雨水が雨どい状の道を流れるので非常にスリッピーです。
1200・・・「竹宇駒ヶ岳神社」
無事下山のお参りをして、駐車場へ。
1210・・・市営無料駐車場
帰りは、「白州道の駅」で昼食、1400まで休憩して帰路へ!
大きなトラブルはありませんでしたが、2日経っても足がパンパンですw
今回は、渓谷一周で5時間でした。1500には、市営駐車場に戻れる様なスケジュールがオススメです。
次回は「精進ヶ滝」かな?